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スタッフからのメッセージMessages from the Staff

犬と鳥のトレーニングセミナー報告

2018年04月 ゆきこ先生

3月1日に当院にて石綿美香先生の犬と鳥のトレーニングセミナーを開催しました。石綿先生は世界基準のドッグトレーナー資格を日本で最初に取得されたお一人で、現在日本全国で犬や鳥のトレーニングの講師をされています。

まずなぜ今回このような石綿先生による犬・鳥のトレーニングセミナーを病院で開催しようと思ったのかというところから説明したいと思います。

最近メディアでも取り上げられていたので、「ハズバンダリートレーニング」という言葉を聞いたことのある方はいらっしゃるのではないでしょうか?動物の飼育や健康管理を動物・飼育者のお互いが安全にストレスを少なく行うために実施されるトレーニング法で、動物園や水族館などで近年本格的に導入されています。特に動物園や水族館の野生動物はこのトレーニングがなされていないと、例えば「体温を測る」程度の日常の健康管理にも麻酔をかけたり無理やり特殊なケージで押さえつけないと行えませんが、このトレーニングを行っておくことで、例えば採血を行うために動物が自主的に腕を差し出してくれるようにもなるそうです。

具体的な方法や様々な活用例についてはここで一言で説明できるものではないので割愛しますが、石綿先生のトレーニングはこの手法を用いて行われます。
普段動物病院で診察していると、様々な性格の子が来院します。中には犬猫でも麻酔をかけないと検査どころか触診すらできないという子も来ますし、そんな子たちがケガや病気をすると、極端な場合は投薬すら受け付けてもらえず、そのせいで命を縮めてしまうことだってあります。では鳥は小さいし、暴れてもどうにか押さえ込んでしまえるからそんなトレーニングは必要ないのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、鳥こそ小さなストレスにも弱く、例えば日々の投薬のために「触られる」ということを大きなストレスに感じてしまう子は食欲もなくなってしまい病気の改善も悪くなる、といったことが起こります。

もし飼い主さんに、ご自宅で飼われている動物に普段からこの「ハズバンダリートレーニング」を心がけて接しておいてもらえれば、病院での診察・治療がより動物にとって優しく、効果的なものになるんじゃないかと思ったところから、今回のセミナーの実施を企画しました。

 
犬セミナーの様子。
私はカメラ担当でしたが、楽しそうでした。

私は鳥の部をメインで担当し参加したので、その様子をお伝えしたいと思います。

熊本に「鳥のセミナー」として石綿先生をお招きするのは今回で5回目、その内当院で開催するのは2回目となり、今回は当院では初めてとなる鳥連れOKのセミナーでした。 鳥連れ可とすると複数の人と鳥が一堂に会することになるので、鳥同士の感染症の点、そして知らない場所でたくさんの知らない鳥や人達に会うといったストレスをかけてしまうといった点で、正直不安な点がたくさんありました。ですがこれまで石綿先生のセミナーを開催して私自身も参加してみて、実際に飼い主さんにご自分の愛鳥と一緒に参加して体験してもらうことのメリットは、デメリットを差し引いてもとても大きいのではないかと思ったので、健康診断や感染症の遺伝子検査を行うなどの各種条件付きで、そしてその条件をクリアしてもやはり100%安全とは言えないよ~という私の脅し(笑)にもめげずに希望された方のみOK、という形で実施しました。  

参加された飼い主様は11名、鳥さんは7羽。そして当院のスタッフとうちの鳥2羽、スタッフの鳥1羽も参加しました。参加鳥さん達がストレスでパニックになったりしないか、どんな雰囲気になるのかなど、ドキドキしながら当日を迎えましたが、私の心配はよそにとても穏やかで楽しいムードでセミナーは進行し、やはり百戦錬磨の石綿先生の授業はおもしろくためになり、あっという間に時間は過ぎていきました。


セミナー風景


エルちゃんもがんばりました

セミナー後に来院されたご参加の方から、「参加して良かった!」との声をたくさん頂くことができ、また出席してくれた鳥さん達のその後の体調不良の報告を受けることもなく、ひとまずやってよかったなと思っているところです。犬も鳥も、また企画したいと思いますので、興味がある方はぜひご参加ください。


最後はなぜかオフ会みたいになってました(笑)

  

新たに

2018年03月 まさと院長

こんにちは 。
日中はだいぶ暖かい日も増えましたが、まだまだ夜、朝方は冷えますね。

この度この3月より、母の院長職勇退に伴い、新院長に就任いたしました。
この病院は、私が6歳のときに、この城南町に誕生しました。
小さい頃の両親は、仕事に子育てにといつも忙しく動き回っていたという印象です。

私が獣医師を志すきっかけとなったのはもちろん両親の影響ですが、一時期は飼い主さんの都合で命が左右される一次診療行為ということに対して反発していた時期もありました。
「親父たちがやっているのは、飼い主さんの精神科医じゃん」と悪態をついていたのが、今となっては懐かしいです。笑

しかし、時が経つにつれ、「飼い主様の心、動物達の命に添う」という両親の確固たる信念を持った姿勢に感銘を受け、この道を目指すことを心に決めました。

以前のスタッフメッセージでも述べましたが、私が獣医師として大事にしていることは、動物達のいろいろな病気について、症状や危険因子、診断法、治療法、さらに予後の知識をしっかりともって診療にあたることです。
また、その知識や経験をもって動物の状態を把握し、確定診断に至る最小限、最短の検査を飼い主様にわかりやすく説明、提示し、原因治療を進めていくことを自分の一生の命題と思っています。

まだまだ自分のことで手一杯なことも多く、技術者としての獣医師としても、経営者、人間的にも先代には及びませんが、少しでも近づけるように精進していきたいと思いますので、皆様、暖かい目で見守ってください。

この城南さくま動物病院が、地域の中核病院になれるように、スタッフ一同、ホスピタリティの質の向上、獣医療技術の研鑽、医療設備の充実を目指します。
また新院長として今後さらに、当院を頼ってきてくださる飼い主様、動物達、そして働いてくれているスタッフ、皆が笑顔になれるような病院作りを目指していきたいと思います。




若かりし頃の父と母。忙しかったため仕事着の両親と映っている写真はこれだけです。

  

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