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フィラリアFilaria

フィラリアとは?

filaria

犬フィラリア(犬糸状虫)は犬が蚊に刺されて感染する寄生虫です。
心臓や肺の血管に寄生し、血液中の栄養分を吸って生きています。大きさはそうめん状で長さ17〜28センチです。

感染された犬の血を吸った蚊が他の犬を吸血する際にフィラリアの幼虫が皮膚から侵入して感染します。フィラリアの幼虫は犬の体内で成長しながら移動し、血管に侵入、心臓や肺動脈にたどり着き、そこで成虫となり増殖します。

フィラリアの多数寄生により、心臓の血管の流れが妨げられ、心不全からの様々な障害が発生します。
放置すると死に至ることもある大変危険な病気です。

主な症状
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フィラリアの予防

フィラリア症は、予防しないとほとんどの子が感染し、生命にかかわる重大な病気です。
フィラリア症はお薬の投与で予防できます。

フィラリア症の予防薬は、体内に侵入したフィラリアの幼虫を成虫になる前に駆除するためのお薬です。
通常蚊の発生後1ヵ月から蚊が見られなくなった後、1ヵ月までの予防薬の投薬期間が必要です。
熊本県では5月9日〜11月10日まで感染が確認されています。
6月はじめから12月までの7ヶ月間の予防薬の投薬期間が必要です。

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フィラリアの幼虫が血管や心臓に入ってしまうと、お薬の効果は得られません。
フィラリア予防は、継続が大切です。途中で止めたら、それまでのお薬が無駄になりかねません。

この薬は、要指示薬ですので、獣医師の処方箋、指示のもとで使用しないといけません。
体重により投与量が異なりますので、必ずわんちゃんを連れて来院してください。

中途半端な予防で毎年多くのわんちゃんがフィラリアに感染しています。
お薬は必ず毎月一度、最後まで飲ませましょう。

フィラリア予防注射薬

1回の注射で1年間フィラリア症を予防し、いつからでもフィラリア予防を始められます。
海外では10年以上使用され、安全性が確認されているお薬です。

これらの特徴によって

  • 投薬開始の遅れがなくなります。
  • 毎月の経口投与の負担がなくなります。
  • 飲み忘れ、飲み残しがなくなります。

※温暖化の影響により、フィラリアの予防必要期間は今後延長する可能性が高いです。

フィラリアの検査

もし、フィラリアに感染している犬にフィラリア予防薬を飲ませてしまうと、急性犬糸状虫症(大静脈症候群)、肺塞栓症、肺出血など、死に至ることもある重大な副作用が起こる場合があります。

感染の有無は血液検査や心臓超音波検査で確認可能です。

去年もらったお薬がなぜか今年残っているなどの飲ませ忘れがある場合、規則正しく飲ませていない場合は感染の危険性が高いので検査が必要です。

きちんと飲ませていても、飼い主さんの見ていないところで吐き出していたり、最後の予防薬を飲ませた後に蚊に刺される可能性もありますので、投薬前には検査をお勧めします。

少しでも投薬の継続が疑わしい場合は、積極的な検査をお勧めします!

また、注射薬で予防する場合は、初年度には検査が必要です。

猫のフィラリア症

フィラリア症を起こすフィラリアという寄生虫は従来イヌの心臓に寄生して問題となるという認識が広く一般的ですが、近年調べてみると、ネコでもフィラリアの寄生率が意外と高く、問題となっていることが明らかになってきました。

フィラリアには宿主特異性というのがあり、本来の宿主(寄生する動物)はイヌなのでネコに感染する確率はイヌと比べると低く、またネコのフィラリア症は特徴的な症状が出にくく確立された診断法もないため、今までなかなか発見されてきませんでした。 しかし、Zoetis Japanの調査の結果、ネコの10匹に1匹がフィラリアに感染しており、また感染例のうち39%が全く外に出ないネコだったと報告されています。
※福岡では、蚊は少ないと思われるマンションの30階の部屋で飼育されているネコで感染した例もあるそうです。

ネコのフィラリア症は呼吸困難を起こし突然死することもある、非常に怖い病気です。原因不明の呼吸器症状を起こして亡くなったネコや何の徴候もないままに突然亡くなったネコの病理解剖をして初めて、フィラリアが原因だったと分かる例も少なくありません。

またネコのフィラリア症は治療法も確立されておらず、感染していることが分かっても、新たな感染を予防しながら対症療法を行って様子を見るしかありません。 そういったことから、ネコのフィラリア予防も必要ではないかと言われるようになってきています。

フィラリア症に感染してしまうと
ワンちゃん・猫ちゃんは長期にわたり苦しみ、
飼主さんの苦労と出費も続きます。
大切なわんちゃん・猫ちゃんのためにも、
フィラリアの予防をしましょう。



Jonan Sakuma Animal Hospital城南さくま動物病院

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