健康的な生活のために
健康な歯

動物達の健康的な生活のためには健康な歯が欠かせません。
衛生的な口腔環境の維持をいくつになっても続けていくことは全身の健康、良質な生活の質の維持のためには非常に重要です。
まずはワンちゃんネコちゃんの口の中を観察して、口腔環境を知ることから始めましょう。
当院ではデンタルケアや歯石除去、また口腔外科手術にいたるまで総合的な動物歯科診療を行っています。

対応可能な歯科処置・手術
  • 歯石除去・ポリッシング
  • 部分、全顎抜歯術(猫の難治性口内炎含む)
  • 口腔鼻腔瘻、外歯瘻に対する粘膜フラップ術
  • 口腔腫瘤切除術
  • 口腔腫瘤に対する根治的顎骨切除術
  • 舌腫瘤切除術
  • 唾液腺膿疱切除術
  • その他

最新の動物用デンタルユニットによる
安心安全な歯科治療

当院では高性能マイクロモーターを搭載した動物用デンタルユニットを導入しています。
超音波スケーラー、歯科用ドリル、バキュームなど歯科外科に使用する機械がコンパクトなユニットになっており、高い効率性と安全性でスピーディーな処置が可能で麻酔時間の短縮にもつながっています。

こんな症状はありませんか?

  • 口臭がする
  • 歯が黒ずんでいる
  • 食べる時クチャクチャする

もしかしたら病気のサインかもしれません
ほっておくと口の中の不快感や痛み、口臭、口腔と鼻腔の貫通、目の下や下あごからの排膿(うみが出る)などがあります。また、血流を介して細菌が腎臓、肝臓、心臓などの全身の臓器に運ばれて悪影響を及ぼします。

犬や猫の歯周病

2歳以上の犬猫の約80%が、何らかの歯周疾患にかかっていると言われています。
歯に付着した歯石が歯肉を刺激して歯肉炎を起します。また、歯石が付着すると口臭も気になるようになります。
さらに歯肉炎が進行すると歯の周辺の組織が破壊され、歯の周りに歯周ポケットと呼ばれる空洞ができるようになります。これが歯周病です。

歯石除去

歯石とは、歯の表面に付着した歯垢(プラーク)が、唾液中のミネラル類と融合し、固く石灰化したものです。一旦歯石が着いてしまうと、歯ブラシでは取ることができず、全身麻酔をかけて専用器具を使わないと取り除くことはできません。
当院では全身麻酔後、超音波スケーラーにて1本1本丁寧に歯石を除去。また歯石除去後の処置として2種類の動物歯科専用の研磨剤を用いて歯の表面をつるつるにするポリッシング処置をしております。
重度にぐらついてる歯は抜歯することもあります。まずは、当院獣医師にご相談下さい。