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【スタッフブログ】ブラッシングのすすめ
こんにちは。トリマーの片岡です。
10月に入り、暑さも落ち着いて朝晩は肌寒くなってきましたね。10月といえばハロウィンですね🎃コロナ禍でなかなかイベントを楽しむ事ができないですが、お家を飾りつけしたりカボチャ料理を作ったりしてお家で出来ることを楽しめたらいいですよね✨
今回はお家でできるお手入れ、ブラッシングやシャンプーの仕方についてお話したいと思います。
お家でのお手入れといえば、ブラッシングは欠かせませんね。ブラッシングには被毛をとかして毛玉を取ることだけではなく、皮膚の健康状態を細かくチェックする目的もあります。またノミやマダニなどの外部寄生虫を発見する機会にもなります。
長毛種であるほど毛は絡みやすく、汚れも着きやすくなったり放っておくと皮膚疾患などの原因にもなるため、定期的にブラッシングをしてあげる事が大事です。
とは言っても、なかなかお家でのブラッシングは難しいですよね。ブラッシングで痛みを与えてしまうと、その後トラウマになりやすくなるため痛みや皮膚に負担がかかりにくい、肌当たりの優しいブラシやコームを使うことをおすすめします。
慣れないうちは、触られても嫌がらないところからブラッシングを進めていきます。敏感な頭や耳、手足は苦手意識を持ちやすいので最後にブラッシングをしてあげましょう。
ブラッシングをする時は一気にブラシを通すと引っかかって痛がることがあるので、少しずつとかしていくのがコツです。
1日1回ブラッシングをすることが理想ですが、負担がかからない頻度で行ってあげてください。
次はシャンプーの手順を説明します。
- ブラッシングをする。
もつれがあると汚れが落ちにくく、乾かす際に も時間がかかるのでブラッシングをしてからシャンプーを行います。
- ぬるま湯で全身をよくぬらす。
シャワーのお湯をかける前にお湯の温度を確認してください。人間が少しぬるいなと感じるぐらいの温度(35~37℃)で流してください。 - シャンプー液を泡立てて体全体を洗う。
肉球の間、皮膚がたるんでいてシワになっている部分は汚れがたまりやすいのでよく洗ってください。
- ぬるま湯ですすぎ残しがないように、丁寧に洗い流す。
- 皮膚の刺激にならないような柔らかい素材のタオルでよく拭いて乾かす。
ドライヤーを使用する場合は冷風か、なるべく離して乾かしてください。
シャンプーの頻度は皮膚の状態によっても変わってきますが月に1~2回が理想です。
皮膚のトラブルでかゆみや炎症を起こしている場合はシャンプーの頻度やシャンプー剤の選択も重要になってきますので、かゆみや炎症がある場合は診察にご来院ください。
病院犬のカイくんもシャンプーデビューをしました!!シャンプー中のカイくん。少しおとぼけ顔ですが、カメラ目線📸を決めてくれました( 笑 )
片岡