- ブログ
【スタッフブログ】子犬をお迎え
こんにちは!看護師の河口です🌻
今年の夏もコロナの終息が見えませんでしたが、皆さん夏は楽しむ事が出来ましたか??
私は夏がダイスキなので海に行く気満々でしたが雨の影響で行けなかったのが心残りです…
楽しかった思い出話を聞くと喜ぶのでぜひお話しを聞かせてください😊
さて!!実は当院に7月より子犬さんをお迎えしました。自分自身も5年前の学生時代に学内犬を3ヶ月齢から育てて以来の子犬さんになるので、成長過程を見れてワクワクドキドキの毎日です。
しつけをスタートしていますが、最初からできる子はいません。その子にあったしつけを根気強く試行錯誤しながら日々過ごしています。すくすく育っている姿を見れるのも最近の楽しみです。
そこで今回は子犬さんを家族にお迎えしたら…
①環境
②しつけ
③病気
3点について簡単に気をつけておきたいポイントについてお話しをしたいと思います🐾
①環境
おうちに来て1週間ほどは新しい環境に慣れるまでに急に体調が変化する可能性があります。その期間は、食事の量や食欲、排便の回数や状態も観察しておきましょう。ゆっくり休む時間をたくさん作ってあげる事も大切なポイントです。
1週間以降で環境に慣れ、子犬さんの様子が落ち着いたら健康診断等の為動物病院にご来院下さい。
②しつけ
お迎えしたらその日からしつけはスタートです。
これから一緒に生活する上でのルールを家族で統一することが大切です。
家族ばらばらのルールだとわんちゃんも困ってしまいます。
当院では5ヶ月未満の子犬さんを対象としたパピーパーティーも行っています。
興味や相談がある飼い主さんはぜひ、スタッフにお声掛けて下さい♪
③病気
子犬さんの頃に特に気をつけておきたい病気です。1歳までの子犬さんはまだ体力や抵抗力が弱いです。日頃と違うな、おかしいなと思ったらすぐに動物病院に受診して下さい。
1.下痢・嘔吐
子犬の時期は成犬に比べて胃腸の働きがまだ発達していないので、嘔吐や下痢をしやすい時期でもあります。しかし「まだ小さいから仕方ない」「そのうち治るだろう」と放っておくと、そのうち脱水症状や低血糖を引き起こし、命に関わることもあります。胃腸の働きが発達していない子犬のうちは、ご飯を少量頻回に与えたり、お水も冷たすぎるものは控えたり工夫をする事も大切です。
2.咳
咳や発熱など、人間の風邪と似たような症状が長く続くケンネルコフが考えられます。「犬カゼ」と言われることもある伝染性の呼吸器感染症です。ケンネルコフの原因となるウイルスのいくつかに対してはワクチンの予防の1つとして子犬の頃からきちんとワクチン接種を行うことも大切です。
3.誤飲
おもちゃや、果物の種等を丸のみなど異物誤飲してしまうことがあります。特に、子犬の時期は好奇心旺盛ですので、遊んでいるうちにパクッと食べてしまったり、お散歩中珍しいものを発見して口に入れたり、ほんの少し目を離しただけで異物誤飲してしまうことがあります。
食道に詰まると、吐き出そうとする行動がずっと見られたり、頻回の嘔吐が続いたりします。
異物摂取は放っておくととても恐いので、気づかれたらすぐに受診して下さい。
少しお話しが長くなってしまいましたが、子犬さんを1から育てるのはほんとに大変な事です😂
時にはしつけが上手くいかず嫌になってしまう事もあると思います。
でも動物は人間の言葉は分かりません、話すこともできません。だからこそ、飼い主さんが動物に寄り添う事がとても大切です☺️
動物達はしっかり飼い主さんの事をみています。私達スタッフもしっかり飼い主様のサポートをしたいです。不安な事やしつけが上手くいってうれしかった事、ほんとに小さな事でもお話しを聞かせて下さい。
それが私達のがんばれる心の支えにもつながります☺️
河口